内科・循環器科 さかいクリニック お問い合わせ先:イオン大日ショッピングセンター3F TEL:06-6904-0005
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医薬分業(外来処方)とは?

外来処方に関するよくある質問

 これまで地域の診療所においてはその診療所において薬をもらうことも多かったことと思います。それは、患者さまにとって便利な面(時間がかからない、保険薬局に行く手間が避けられる、医師に疑問点をすぐに聞ける等)もありました。しかし、最近では薬剤の管理・服薬の指導等は専門の薬剤師に任せることによって、診療所(クリニック)・病院と保険薬局とのタイアップによる「安全管理」の充実を目指して「医薬分業」の傾向にあります。つまり、診療所(クリニック)では診察・検査結果をもとに薬を「処方」し、保険薬局はその処方せんをもとに「調剤(薬を作ること)」「服薬指導」「薬歴管理」をする役割分担です。患者さまは、診察を受けた後で処方せんを持って再度保険薬局に行かなければならない手間がかかりますが、この医薬分業(院外処方)には色々な利点もあります。例えば、

  • 1)あなたの「薬歴(薬の服用の記録)」をつくってくれます。
  • 2)いろいろな診療所(クリニック)・病院から同時に処方せんが出たときなどに、薬の飲み合わせ(相互作用)や重なりがないかを確認してくれます。(例えば、内科で風邪薬、整形外科で関節痛の薬をもらっているような場合など)
  • 3)一般用医薬品(大衆薬)との飲み合わせも確認してくれます。
  • 4)薬についてわかりやすく説明してくれます。薬の名前や効き目などを書いた説明書を渡してくれることもあります。
  • 5)透析液など、持ち帰りが困難な薬をご自宅まで届けてくれることもあります。
  • 6)休日・夜間など、診療所(クリニック)が閉まっている時にも薬の相談が可能です。
 

 その他に、診療所で処方された薬の種類や量に万が一間違い等があった場合、患者さまに代わって診療所に連絡をして報告・確認する「ダブルチェック機構」としての役割も重要で、患者さまにより安全にお薬を飲んで頂くことができることになります。
 院外処方せんはどの保険薬局でも受け付けてもらえますが、あらかじめ1つの保険薬局を「かかりつけ薬局」として決めておかれますと、患者さまがどこの病院や診療所にかかられても、お薬に関する情報がすべて集められますので安心です。
 このように医薬分業(院外処方)は診療機関と保険薬局が協力して、より良い医療の提供をめざすものです。さかいクリニックでは外来患者様に「院外処方せん」の発行(医薬分業)をしております。患者さまのご理解とご協力をお願いいたします。このことに関して、ご不明な点、疑問点がございましたら遠慮なくお問い合わせ下さい。

外来処方に関するよくある質問
 


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