あなたも腹囲を測ってみましょう!

　メタボリックシンドロームという言葉をよく聞くようになられたと思います。2005年4月に日本内科学会を中心にした8学会共同でその診断基準が以下のように作成されました。

　要点は、腹囲に代表される「お腹の中の脂肪（=内臓脂肪）」がたまることによって、高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、脂肪肝などの動脈硬化症（血管病）の危険因子が個人に集まって存在するようになり、将来、心筋梗塞や脳梗塞などの命にかかわる病気を引きおこす可能性が大きくなるということです。
　 男性で85cm以上、女性で90cm以上は内臓脂肪がたまっている可能性が大きく、要注意です！ そこで「お腹の中の脂肪（内臓脂肪）」がたまっているかどうかを知るために、皆さんも腹囲を測ってその目安としましょう。
　 腹囲は測り方や姿勢によって値がずいぶんと違いますので、ここでは腹囲の正確な測り方を解説します。